売却額が購入した時よりも大幅安!だけど損失が抑えられたケース

Iさんは5年前に3,500万円でマンションを購入しました。しかし、お子さんの成長もあり、新しい物件の購入を検討。いま住んでいるマンションを売りに出しました。しかし、付いた価格が2,500万円。なんと1,500万円もの損失です。
しかし、Iさんは損失を抑えることに成功しました。いったいどのようにして損失を抑えられたのでしょうか。

■Iさんの年収と家族構成

Iさんは、年収は約50万円。年齢は36歳です。

家族構成は専業主婦の奥さんは34歳で、7歳の男の子が一人います。3人家族であり、お子さんの学校入学を機に新しい住まいへの引っ越しを決意しました。

■損失分を所得税から補てんできた!

1,500万円も損失してしまいましたが、Iさんの場合は所得税をしばらく減らすことに成功しました。実は、“譲渡損失の繰り越し控除”といった制度を利用したのです。

譲渡損失の繰り越し控除は、

・不動産の買い替え時に前の住まいの価格が購入時より値下がりして損する
・その損失分を所得と相殺できる
・所得税の還付が受けられる

といったたぐいのものになっています。

損失が出てから最高3年間に渡り繰り越しの控除が受けられるといった特徴もあります。

Iさんももれなく、3年間の控除が受けられる見通しとなりました。1,500万円の損失は大きいですが、1,500万円すべてが損失として残ってしまうよりも、少しでも戻ってくるといった感覚になっているので、ひと安心しているそうです。

■譲渡損失の繰り越し控除の条件をチェック!

・譲渡時に損失が出た
・所得金額が3,000万円以下である
・不動産物件を売った年の1月1日にその物件の所有期間が5年を超えている
・買い替え先の不動産物件の購入には住宅ローンを利用いている
・買い替え先の住居の居住用部分床面積が50平方メートル以上である

※条件は変更されることもあります。

かなり厳しい条件が設けられているので、事前にチェックすることをお勧めします。単に損失が出たといった理由だけでは、税金の控除は受けられませんよ。

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